「離婚」形態は4種類あります。先ずは「協議離婚」ですが、これで夫婦がうまく離婚に合意できないと次は「調停離婚」となり、それでも合意できない場合は「審判離婚」となります。この3つで合意できないとどちらからの訴訟申し立てにより「裁判離婚」となります。ここまでくると泥沼化するので、時間的にも精神的にも負担が大きくなり、経済的にも女性は不利になります。
離婚の約90%を占め、あなたが個人で夫と交渉する場合は費用があまりかからない「協議離婚」になりますが、これは、下手すると意外にもズルズルと長引いて、グチャグチャの刃傷沙汰も起こりかねません。実際に、協議離婚では養育費の80%が支払われていない現実があります。個人的な話し合いによる、“口約束”の限界を思い知らされるのです。