妻たちの経済的・心理的不安=経済力の無さ・自信の無さが現実
夫の浮気や金の使い込み、ギャンブルに酒、果てはドラッグ、失業に借金・暴力とドンドン状況が悪化するのに、「絶対に別れない!」女たちがいます。
もう少し、正確に言うと「別れられない!」のかも知れませんねぇ。
ここまで読んで、「私はまだマシだわ~」と安堵の胸をなで下ろしている能天気な妻たちもいることでしょう。
いざ、別れたいと思っても、その年齢になって専業主婦で何のスキルも無く、ろくろく仕事らしい仕事をしたこともない社会性の無い妻たちは相変わらず多いのです。
私自身もそういう専業主婦の一人でした。
「まだ、夫を愛している」なんてキレイごとをいっても、本当の理由はそうじゃないのです。
「離婚に踏み切れない」女たちのホントの理由こそはその妻たちが持つ経済的・心理的不安=経済力の無さ・自信の無さにあると断言できるでしょう。
悶々とした妻たちのウソくさい言い訳
そんな悶々とした離婚できない妻たちの言い訳が聞こえてきます。
例えば・・・
「我が家も仮面夫婦ですが、子どもが20歳になるまで絶対に離婚しません。離婚すれば結局は子どもが傷つくと思うからです。」
これは、子どもを盾にして、離婚しない理由を子どもに持っていっているのですが、これは、本当の理由では無いでしょう。
そこで言ってることがホントかどうか、もうちょっと踏み込んで聞いてみましょう。
すると、
「子供が傷つくというのも今だけかもしれません。子ども達も毎日のように私のグチを聞かされて、機嫌の悪い母親に八つ当たりされてるんですから、いい加減ウンザリもしているようです。第一、今では父親はと言っても居てもいなくても同じ状態ですからね。実際は母子家庭みたいなもんですから・・・久しぶりの家族での外出でも、お互い口も聞かないし、たまに夫と話すとケンカになってしまうのが実情ですね。子どもにとっても決して、いい家庭環境とはいえませんよね・・・」と冷静になると妻はわかっているのです。
じゃぁ、もっと良い結婚生活をしようと夫との関係修復に努力しているのかというと、怪しい限りです。
「結婚した頃の夫はもう居ません。遠い存在になっています。顔を見るのもイヤな日があって、結局、できるだけ顔を合わせないようにしています。」とあきらめているようです。
「寝室も別々で、夫婦生活は何年もありません。」とまだまだ女ざかりなのに、寂しい発言をしてくるのです。
こんな悲しいお話に同情じゃなく、共感している妻たちが居るのも事実です。
多かれ少なかれ、こんな妻たちは夫との関係が壊れてしまったまま何年も同居しているのです。
勝手な夫たちの驚くべき態度
その夫たちはと言うと「ある日突然、帰宅後の夫が妻を無視し始める」「食事をしていても、一切口をきかない」「ある晩、いきなりソファで寝ようとする」「子どもの相談には乗らず、子育てもまともにできないのかと罵る」など妻をバカにした驚くべき態度に出ています。
男は勝手なものとはいえ、その上での浮気や借金、酒やギャンブルともなれば、許せるわけが無いのに相変わらず黙って従っている妻たちが居ます。
こんな状態を続けているのはその妻たる女性が早々と「人生を捨てている」としかいえませんね。
とっても、悲しいですね。
ヒドい夫への長年の服従生活でついに末期症状に
ヒドい夫に服従する結婚生活を40年近く続けてきた65歳の女性からはこんな話も聞かされました。
「私ね、お父さんがイヤでイヤで仕方ないのよ。子どもが大きくなって、家を出てからというもの、ますますイヤになってきたのよ。この3年の間に何度も家出をしてるけど、お父さんは知らんふりで、私を探しもしないのよ。機能も夜中にお父さんの寝顔を見ると殺したいような気分になるわね。」と物騒な発言にビックリしました。
「ウソ!ウソ!でもね、早く死ねばいいのにと毎日神棚にお祈りしてるの。」とも言うのですから、ズバリ彼女の本音が見えました。
これは、まさに服従妻の末期症状ですね。
とは言うものの「このまま死にたくないけど、どうしようもないのよ・・・いまさら離婚して、生活できないし、子どもに面倒をかけたくないしね。」と。
楽な専業主婦が引き換えにする大きな代償
でも、すべては自分の経済力の無さにあります。
専業主婦は「楽だから」とは言うものの、その引き換えに大きな代償を支払っているのですね。
私自身、元夫の浮気が原因の離婚でしたが、結婚後専業主婦=無職・無収入だったので何とか慰謝料をむしり取りたいと必死で300万円取ることができました。
養育費も毎月一人5万円で二人で10万円を子ども達が成人するまで支払うように裁判所命令で決まりました。
ホッとしたその時、私は振り込んでもらうべき自分の預金口座を持っていないことに気づきました。
クレジットカードも元夫の家族カードで、生命保険もマンションや車のローンや塾などの教育費などすべて元夫の預金口座から支払われていました。
自分名義の預金口座を持っていないことに何の疑問も持たなかったのです。
自分のものは何も持っていなかったのです。
この時、初めて幸せな結婚でそれまでの自分自身のすべてを捨て去っていたような喪失感に襲われました。
「女は三界に家なし」
離婚を契機にようやく「自分名義の預金口座」を持ち、自分の裁量で自前ですべての支払いをすることになりました。
それは自力で収入を得ること、つまり自分の力で「生活費を稼ぐ」ことになるとハッと気づかされたのです。
これは、私自身がすごいリスクを背負うことになると思うと一瞬目の前が真っ暗になりました。
ショックでどうしよう!と座り込んでしまいそうでした。
離婚なんてしなければ良かったとさえ思ったものでした。
同時に人に頼って生きてきた自分がそこに居ました。
突然、「女は三界に家なし」ということわざが頭をよぎりました。
同じ様な情けない意味のことわざに、「女に家なし」「女に定まる家なし」「女に三つの家なし」「女は百まで家持たず」とキリがありません。
これは「旧時代における女性の地位の低さを表現したことわざ」と辞書にあります。
それまでの私はまさにその通りだったと自覚したのです。
生活費を自力で稼いで幸せを勝ち取る!
離婚して、生活費を稼げる女になる!
それは私にとって、天と地がひっくり返るほどの大決心でした。
もう、絶対に引き返せない自分を発見して、私は新しい自分のための私らしい生き方を選んだのです。
もう迷わない!
やれることは全部やる!
誰にも頼らない!
持てる力で稼ぐ!
子ども達にもしっかり時間をかけて、愛情いっぱいに話しました。
両親や兄姉妹にもできるだけの説明をしました。
友人にも事実を話しました。
みんなの支援を取り付けたのです。
離婚することで、新しい本当の自分を見つけることができたと実感しています。
そして、自分の幸せ(経済力を第1に)は自分で勝ち取るもの、
誰かに幸せにしてもらうものではなく、
周囲の自分にとって大切な人々を幸せにすることだと確信しています!
今はとっても幸せです♪
頑張れシングルマザー!
にほんブログ村
シングルマザー ブログランキングへ
0 件のコメント :
コメントを投稿