2013年8月14日水曜日

美人の条件!?色黒健康美人宣言!

欧米では「色黒=日焼けした肌」はステータスとか!どうして??


ブログ【シングルマザーだって、自分のために「ダイエット」!】で書いた、アメリカでのエグゼクティブになるための「必須3条件」についての続編です。

「シングルマザーは色黒か、色黒でも許されるか」というテーマではないけれど、私、原田ははっきり言って「色黒」なのだ!


②色が黒い(黒人と言う意味ではないようです。健康的な顔色と言う意味)ことが必須。

「色黒」がこれほど評価されるとは、ビックリです!
日本で「色黒」はマイナス評価でしょ。
私自身、姉と比較されては「どうしてこの子はこんなに色黒かねぇ・・・」と大嫌いな母だの祖母だのにいつも嘆かれたものですよ。
ほっとけ!といつも、心の中で叫んでいただけに、日本人はキライなのであるよ!!
アメリカでは逆だから、ところ変われば変わるんですね。
アメリカに生まれれば良かった!と・・・ムムム

確かにアメリカの純粋な白人は血管が浮き出るくらい肌が白く、ちょっと気持ち悪いし、不健康に見える、なんて書くと叱られそう~ごめん・・・
でも、それだけに、努力して日焼けをする、つまり、アウトドアに熱心で、日に当って健康的な生活をしている=色が黒いので、◎評価されるとか。これはこれで納得!
夜になると生白い顔をしてネオン街をうろつくのは今や時代おくれなのだ。またまた、納得!!

とは言ってもここまではどちらかと言うと男性向けの話。
改めて女性にも当てはめて考えてみる。

アメリカでは小麦色に日焼けした肌は男女を問わずステータスシンボル。
日焼け=経済的に余裕がある、健康的でスポーツに長けているというイメージがあるらしい。
アメリカの有名なモデルや芸能人は、一年中健康的に日焼けした肌にしようと躍起になってる。
日焼した小麦色の肌は生白い肌にはない健康的なセクシーさに溢れているのです。
つまり、「色が黒い」ほうがゼッタイ良いのです。

ヨーロッパでも「肌を焼く」ことに女性も熱心なので驚き。
アジア各国では白い肌が好まれますがヨーロッパはまるで逆。
ゼッタイに日焼け肌を好みますねぇ。
フランスやイタリア、スペインでも、カフェでお茶をする時はみーんな外のテーブルに率先してつきます。
カフェでは必ず外のテーブルから埋まっていきます。
どんなに日差しが強くても外でお茶します。
30度を超えて、暑くても汗だくでお茶は外でします。
とにかく、全てのヨーロッパの女性は健康的に日焼けした肌に憧れているのです。

ヨーロッパでは古代からチフスが、19世紀初頭にはコレラなどの伝染病が大流行し、多くの人が亡くなったとか。
その恐怖からヨーロッパの人々は、日にあたると病気にかかりにくくなる!と信じるようになり、それが今でも日にあたることが生活習慣として根強く残っていると言われます。

それが、次第にエスカレーションして、ヨーロッパでは若いときに肌を焼くことがステータス。
とにかく、日照時間の短いヨーロッパでこんがりお肌を焼くなんて殆どの地域では不可能だからです。
お肌が焼けているのは、わざわざリッチにバカンスで南の島や地中海などに出かけて遊べる特権階級の証拠。
面白いことにヨーロッパ人は年配の女性の顔や身体にシミがあると、若いときに日焼け出来るような優雅な生活をしていた=セレブ育ちのハイソなレディだ!と羨ましがるとか。
女性が汚いシミを自慢するなんて、日本では考えられない、よねぇ。
やっぱり、日本人はイヤだねぇ・・・


日本の長~い「色白」文化の歴史をひも解いてみると・・・

日本の歴史を『古事記』や『日本書紀』から。
古墳時代の埴輪の顔色彩色にあるように赤色顔料を顔に塗る風習があったようです。
古代の日本女性の美しい顔は真っ赤っ赤だったんです(笑)
日本の古代の美人は「色白」ではなく「色赤」だったとは。かなり、笑える~~

原始的な「色赤」お化粧から「色白」が美人の条件になったのは、6世紀後半。
大陸や半島文化が伝わり、紅、白粉などの輸入化粧品の登場で日本女性は目覚めたようです。
692年僧、観成(かんじょう)が日本で初めて鉛白粉(なまりおしろい)を作り、女帝の持統天皇に献上し、大変喜ばれたといわれます。
女帝が率先して「色白」を提唱したのですから、そりゃぁ広まったことでしょう!
まだ鉛白粉は毒だから、×とは誰も気付かなかったらしい・・・ちょっと、悲しいねぇ~

平安時代には遣唐使を廃止したため、唐風を真似ていたのが止み日本独自のお化粧へと発展しました。
長い黒髪に白粉を塗り、眉を抜いて額の上部に眉を描き、口元はお歯黒(はぐろ)に紅のお化粧になり、これが江戸時代まで続いたのです。
江戸時代の女性達が好んだのも鉛白粉を水で溶いて手や刷毛で塗る色白化粧でした。
ことわざで “色の白いは七難かくす” と言われ、「色白」が日本女性の美人の絶対条件としてすっかり定着しました。

明治10年(1877)頃からは、鉛の毒性が問題となったのをきっかけに無鉛白粉(むえんおしろい)が研究され、明治37年にはやっと商品化されました。
本当に良かった。過去に鉛中毒で死に至った日本女性もいたと言うから、本当に良かったですね。

近代(特に明治~)の文明開化と共に生まれた西洋コンプレックスも助けて、美人=色白白人女性によりシフトしていきました。
コンプレックスの力は強いのですよ。

近代においてヨーロッパ諸国による東洋の植民地化等により、東洋全土は西洋文化の洗礼を受けました。
これが東洋の黄色人種全般が西洋の白人にコンプレックスを持つきっかけになったと思われます。
日本に限らず、アジア諸国でも「色白」が第一で、「色黒」日焼けは嫌われ続けてきました。
大正から昭和にかけてのお化粧は次第に洋風化していきましたが、「色白」は美人の絶対条件でした。
そして、第二次世界大戦でボロ負けした日本は今尚、西洋人的「色白」が主流なのですよ。

肌が焼ける紫外線をメチャクチャ気にして、日傘に帽子、真っ黒のサングラス、マスク、ストールに腕の日焼防止UV腕カバー、くるぶしまでのロングスカートにレギンスという日本女性を年中屋外で見受けることも頻繁。

日焼け恐怖症とでも言うものでしょうか。
「色白」へのこだわりの強さを表していますね。
でも、この格好は月光仮面か、ミイラお化けみたいで奇妙奇天烈と男性には不評。どう???


カネボウ化粧品の美白成分入りの化粧品で「肌がまだらに白く」なった大事件!

今は「色白」と言えば今までの白粉を塗りまくる白塗り化粧ではなく、紫外線から大切なお肌を守るUVカットや薬用美白成分などの「ホワイトニング」や「美白」に向かっています。

ホワイトニングや美白に熱心な日本女性が求める「色白」とは、ただ白いのではありません。
「若く」て「健康的」、「透明感」に溢れ、「輝き」があり、手のひらにくっつくようなモチモチした「弾力性」があり、みずみずしい「しっとり」肌の色白でなくてはならない、そんな肌になりたいと言うものです。
色白になるだけではなく、「くすみ」や「隠れジミ」もなくなるようなハイスコアなスキンケアでなければ人気を博せません。

そこで、化粧品メーカー各社の「美白製品開発」がヒートアップしてくるのでしょう。

そんな中、2013年7月、厚生省の医薬部外品として承認されていた、カネボウ化粧品の「ロドテノール」という美白有効成分を含む全製品の自主回収を発表しました。
これは、色白を求めてやまない日本女性にとって、衝撃的な事件でしたね。

美白有効成分「ロドデノール」配合のカネボウ化粧品を使い、「肌がまだらに白くなる」などの症状を訴える利用者が相次いでいて、8ブランド・54の対象商品が自主回収に至ったこの問題。

7月29日付日本経済新聞電子版記事によれば、7月19日時点で重い症状を訴えたユーザーが2250人に上るとか。
その影響は「想定以上の拡大」(カネボウ)を続けており、治療費や通院に関する交通費などの費用負担は56億円に。
さらに他のカネボウ製品の買い控えの影響も懸念される状況。
多くのメディアが指摘しているように、カネボウが最初に被害相談を受けたのは2011年のこと。
初動に遅れがあったことは否めず、同社の危機管理体制に対する批判が日増しに高まっています。

問題は日本女性に人気の美白化粧品全体にも広がっています。
日本皮膚科学会は今回の症状に対応するために「ロドデノール含有化粧品の安全性に関する特別委員会」を発足。
この委員会が7月17日に作成した「皮膚科医向けの診療の手引き」では、
「今後美白化粧品の使用を禁止するべきですか?」との問いに
「他の美白剤で同じ症状が出現するリスクがまったくないとはいえないことを充分に説明し、理解した患者さんの判断に任せることになります」と回答。
何だか責任回避っぽい、専門家とも思えない分かりきった答えにがっかりしました。

また「他の美白製品は大丈夫ですか?」との問いにも、
「カネボウ化粧品は他社製品に問題が波及することを危惧しており自社製品のみが問題であると報告。
でも、同じ作用機序を有する美白化粧品の安全性についての情報はまったく得られておらず、
「安全であるとも、危険であるとも言えない状況です。」とあいまいな回答。
美白化粧品自体の安全性はつかめていないので現在調査中・・・ということらしい。

美白化粧品が多く消費される夏、しっかり用法を守り、事件の経過を見ながら、利用の仕方を考える必要がありそう。

とは言うものの、私、原田は色黒シングルマザーなので、美白化粧品とはなんら関係をもてない遠い存在であります。スミマセン・・・


「色黒健康美人」を目指す!

今回はシングルマザーとは関係ない話になったと思いきや、そうではない!
「色が黒い」=「健康的」であることの重要性を再認識したいのです。

二人の子持ちの働くシングルマザーとしては、病気になんかなっていられない!
とは言いつつも、頑張って働かないと食べていけない、生活できないのですから。
だからと言って、髪の毛振り乱して、女も捨てて、汚くなるのはまだ早い。
なんてったって、ファッション業界に身をおく者としての心構えも大切です。

結論は、「色白美人」と言うよりも、「色黒健康美人」でいきます。

頑張れシングルマザー!

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